お家時間を楽しく過ごすお勧め商品 “クラフトアート フラッグ”

アメリカン アンティーク ヴィンテージ 雑貨・家具店

L.A.DEPO Kanazawa店 Staffのmomoです。

 

 

先月初めに、アメリカからコンテナで直輸入された新品雑貨の数々

アメリカならではのカラフルでジャンキーな感じの雑貨達が

店内を賑やかにデコレートしてくれてるんですが、

 

その数何と140種類!!

 

皆さん、もう実際に足を運んでご覧になられましたでしょうか?

まだの方は、是非お店の方へお立ち寄りください^^

L.A.DEPOでしかお目にかかれないようなアメリカンアイテムと沢山出会えますよ♪

 

 

・お家時間を楽しく過ごすお勧め商品 “クラフトアート フラッグ”

 

今回は、そんなアメリカンな新品雑貨の中から、

ベテランスタッフさんのおすすめ商品をご紹介したいと思います♪

 

それが↓コチラ↓

   

“クラフトアート フラッグ” です。

 

キット内容は、

 

  • 白・赤・深紅カラー 3色のアクリル製ジェムストーン
  • ジェムストーンを張り付けていくためのアートシート
  • ジェムストーンを入れるトレイ
  • 先の尖ったスタイラスペン
  • ジェムストーンをスタイラスペンで取るときに使用するワックス
  • そして、英語で書かれた説明書

 

となっております^^

 

やり方はというと、とっても簡単で

A(深紅)・B(赤)・C(白)とアートシートにアルファベットが振ってあるので、

ただその3つのアルファベット通りにジェムストーンをくっ付けていくだけです!

 

↓こんな感じで↓

 

あら簡単!

 

コロナ禍での蔓延防止対策中、

お外に中々遊びに行けないので

退屈なおうち時間を楽しく過ごすのにピッタリなお勧めアイテムだそうです^^

 

実際にやってみたスタッフさんによると、

暇な空き時間、テレビを見ながらちょこちょことストーンを張り付けて、

完成させるまでの所要時間はトータルで 約5時間

 

赤・白・深紅カラーのストーンを番号通りにただ並べていくだけなので、

とっても簡単だったそうですよ♪

 

そして、その完成品がこちら↓

  

 

“ヴィンテージポスター額”

に入れて飾ったら結構素敵ですよね!

 

スタッフさん曰く、

単調な作業の繰り返しなので、 “無心になれる” のが一番良かったそうですよ♪

 

忙しい現代人、思考を停止してマインドをリラックスさせることは大切ですよね^^

 

今回の商品は3色のみのジェムストーンを使用するものだったので、

もっと沢山カラーのヴァリエーションがある、他のデザインにも挑戦してみたくなったとの事でした♪

 

どうやら、やってみると癖になるような感じらしいですよ^^

 

ステイホームの時間、是非試してみてはいかがでしょうか?

 

 

・アメリカンフラッグ、星条旗はアメリカ人の自由の象徴

 

因みに、今回のこの商品のデザインはアメリカンフラッグでしたね。

 

アメリカンフラッグ、又は星条旗といえば、

 

赤と白が交互に並ぶ13本の横縞、

左上の青い長方形の中に50個の白い星が並んでいますね。

 

これらの50の星は現在の米国の50州を表し、

13の縞模様は当時独立を宣言したイギリスの植民地を表しています。

 

それぞれの色には象徴的な意味が与えられており、

  • 白はpurity(純粋さ)とinnocence(無垢)
  • 赤はhardiness(たくましさ)とvalor(勇気)
  • そして青はvigilance(戒心)とperseverance(忍耐)とjustice(正義)を表します。

 

何年にもわたって他の解釈には、赤色は国を守るための戦いで流された愛国者たちの血の意味が含まれるようにもなったそうです。

 

米国旗のデザインは1777年以来26回公式に変更され、現在のデザインは27番目になります。

 

星は独立した当初の13個から新しい州が連邦に加わるたびに増やされていったので、

星条旗は世界で最も変更回数の多い国旗だそうです!

 

   ←独立当初の13星の星条旗

 

現在の50星のデザインはハワイが州に昇格して、

1959年8月21日に当時のアイゼンハワー大統領によって注文され、

1960年7月に採用されました。

これはアメリカンフラッグで最も長く使用されているヴァージョンで、

61年以上も使用され続けています。

 

   ←現在使用されている50星の星条旗

 

もし今後も州が増えたり減ったりした場合には、星の数が変更されるのかも知れませんが、

果たして、どうなっていくのでしょうかね?

 

個人的なアメリカでの思い出話としては、

アメリカは全体的に patriot(愛国者) が日本に比べて多い印象で、

星条旗はそこたら中で見かけます。

 

町の通りや、デパート、市役所やお墓地にもetc.

普段から家の前にも掲げている人が多くて、

自国に誇りを持っている人が多いです。

 

   ←こんな感じで家の前に掲げたり

 

“自由の国 アメリカ”

 

と言う事で、自由や人権に関しては日本より遥かに一人一人が敏感で、

日常生活を送る中、常にそれを意識している感じです。

 

個人個人の意見や主張はもちろんの事、

宗教や政治についてまで、

あらゆることに関して一人一人がはっきりとしたものを持っていて

普段からオープンに話し合ったりします。

 

移民大国のアメリカならではで、

色々な宗教も入り混じっているので服装や見た目から

私はイスラム教です、ユダヤ教です、仏教徒ですetc.と分かりやすくなっています。

 

その一方で、私は atheist(無神論者) です、

って知り合い同士でもはっきりと伝えたりします。

 

こういった会話は日本では中々したりしないのではないでしょうか?

 

 

・大統領選挙はアメリカ国民にとっての一大イベント

 

アメリカは大統領を国民投票で選ぶので、

普段から国民の政治に対する意識や関心も日本に比べて凄く高いと思います。

なので、アメリカの大統領選挙はアメリカ国民にとっての一大行事で、

国中が選挙ムード一色になります。

 

Election day(選挙日) が近づいてくると、大学のキャンパスや町中のいたるところで、

“GO VOTE” とか

“LET’S VOTE” といった

“投票しましょう” という呼びかけのサインを目にします。

 

       ←代表的なロゴマーク

 

選挙権は大事な国民の権利なんだって感じで、

正に自分達市民一人一人がアメリカという国を作ってるんだっていう意識が高いです。

 

選挙シーズンの活動も、それこそ老若男女問わず参加していて、日本と全然違います。

 

↓こんな感じでお祭り騒ぎみたいです♪

  

 

アメリカ合衆国の大統領選挙は4年に1度行われ、

1845年以来11月の最初の火曜日が選挙日と決まっています。

また、Presidential Inauguration(大統領就任式) は翌年の1月20日に設定されています。

 

大学にもよるかもしれませんが、

political science(政治学) も一般教養で必須科目になっていて、結構人気です。

 

大学時代の忘れられない思い出の一つに、

正にアメリカらしいなと思うエピソードがあります。

 

バラク・オバマ氏がアメリカ合衆国第44代大統領に就任した2009年1月20日正午

私はサンフランシスコのコミュニティーカレッジを修了して4年生の大学に編入したばかりで、

その日はちょうど新しい大学のオリエンテーションに参加していました。

そしたら、新入生が大勢集まる講堂みたいなところに突然大きなスクリーンが運ばれてきて、

何が始まるんだろうと思っていたら、

今から新しい大統領の就任演説が始まるから、皆さんでこの歴史的な瞬間に立ち会いましょう!

との事です。

 

そこに集まってた全員で強制的にそのスピーチを見る事になったのですが、

今となっては良い思い出ですね。

 

オバマ大統領はアメリカ合衆国建国以来

初のアフリカ系アメリカ人の大統領ということもあり、

当時の人々の注目度と熱気はすさまじかったです。

 

カリフォルニア州は伝統的に民衆党が強いので、

オバマ大統領がリベラルな政治姿勢をとっていたからというのもあるかもしれませんが…

これが、逆に共和党の候補者が大統領になっていたら、

少なくともカリフォルニア州の大学で大統領主任演説の観賞が行われることは恐らく無かっただろうと思います…

私の勝手な憶測ですが…

 

アメリカ国民にとって如何に政治が生活に直結していて身近に感じられているのか肌で感じた体験でした。

こんなの日本では考えられないのではないでしょうか?

 

 

アメリカ大統領就任式の際もう一つ、

憲法で政教分離が規定されている日本と明らかに違うと感じる点があって

大統領が宣誓を行う際、憲法上の規定はないのですが、

慣例によりほとんどの大統領は右手を上げ、左手は聖書に置いて行います。

 

 

また大統領の就任宣言には、これも憲法上の宣誓の一部ではないのですが、

慣例として宣誓の最後に

「So help me God.」(神よ照覧あれ。)

と付け加えます。

 

もちろん聖書を使用しなかった大統領も中にはまれにいるようですが。

歴史的に見て、いかにキリスト教がアメリカ社会に影響を及ぼしてきたかの表れでもある一方、

アメリカ合衆国の大統領には未だに信仰心が有ることを前提とされているのでしょうか?

慣例といっても、自由意志が強く尊重されているアメリカにしては何だか少し矛盾している気もしますが…

 

今後、様々な人種の異なる信仰をされている方々が大統領となった際には、

この式典の形式も変化していくのでしょうね。

 

 

・アメリカの二大政党制

 

二大政党制をとっているアメリカですが、

 

その一つがリベラル派の Democratic Party(民主党)

そして対する保守派の Republican Party(共和党)

 

党のイメージカラーは其々、青と赤で、

民主党が強い州を Blue states

共和党が強い州を Red states と呼んでいます。

 

信仰と同じように、支持する政党もこれまた個人個人ではっきりしていて、

ティーンエージャーでもいっちょ前に政治の話をするのが凄く驚きでした!

 

勿論、アメリカ市民全員が政治に関心を持っているわけではなく、

私は anarchist(無政府主義者) ですって答える人も大勢います。

 

 

最近L.A.DEPO金沢店に来てくれたアリゾナ州出身のアメリカ人のお客さんに教えてもらって

面白いなと思ったことがあるんですが、

 

アリゾナ州は Blue と Red どっちなの?って聞いたら、

 

「ブルーとレッドの中間でどっちかというとパープルだね。」って。

 

この紫の州がいわゆるいつも大統領選挙で注目される

Swing states(激戦州) なのか~と分かり勉強になりました!

 

←2008~2020年までの大統領選挙における州ごとの投票傾向を色比率で表示(Wikipediaより抜粋)

 

 

1984年以降の大統領選挙結果を見ても、

大体二期ごとに民主党と共和党で入れ替わっているので

パワーバランスが取れているのかなと思います。

 

そういった意味では、一つの政党が長期にわたって政権を握っている訳では無いので、

ある意味独裁的な政治を免れていて、民主主義がきちんと機能しているのかなと感じます。

 

かといって、この制度がそのまま日本にも応用できるわけでは勿論ないでしょうが…

 

個人的には、日本ももっと若い世代の人々も気軽に政治について日頃から語り合ったりできる社会になったら良いなぁと思っています。

2020年に始まったコロナのパンデミック以来、

自分たちの国での税金の使われ方や政治に興味関心を持つようになった人は以前よりも増えたんじゃないかなとは感じていますが。

それは良き傾向じゃないかなと思います。

 

未来の世代の為にも、

一人一人が責任をもってもっと住みやすい

良い国を皆で作っていけたら良いなぁ~

なぁ~んてふと思った今日この頃でした!

 

 

 

 

 

momo  : 大学時代をアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで約5年間過ごし、

帰国後、通訳案内&日本語教師として勤務。

COVID-19のパンデミックにより職を失い、2021年10月よりご縁あって

L.A.DEPO Kanazawa店で研修中。

シェアする